「Bar Sub Goalies」とは，主にプレミアリーグのクラブの第2GK〜が出入りし，交流するバーである。

フットボールチームの正GKは背番号1というのが一般的だが，リヴァプールのレイナのように背番号25番をつけた者が正GKという場合も数多くある。

正GKファン・デル・サールの怪我の為，2009-2010年シーズンのユナイテッドの開幕戦から先発している控えGKベン・フォスターだが，ミスなどパフォーマンスが振るわずW杯予選のイングランド代表選考も危うい状況である。

一方アーセナルの第3GKのマンノーネもGK2人（アルムニア，ファビアンスキ）の怪我の為先発しているが，こちらはまずまず好調なパフォーマンスを見せている。意外な事に，彼の趣味は絵を描くことらしい。

マンチェスター・ユナイテッドのフォスターはまたしても10月3日のサンダーランド戦でミスを犯した。その次の週末10日はW杯予選だったが，彼はイングランド代表召集はされなかった。この時，ユナイテッドは「フォスターは胸の負傷」と発表した。

しかし，イングランド紙では「フォスターが代表に呼ばれなかった時の為の心のダメージを軽減するために，負傷と発表した」と疑っている声もあった。だが，代表に呼ばれたロビンソンが怪我をしてしまい，イングランド代表監督のカペッロは怪我と噂のフォスターではなくバーミンガムのハートを追加召集した。

そんなフォスターだが，10月10日のウクライナ戦で代表のグリーンが退場になったので結局14日のベラルーシ戦ではめでたく追加召集された。

2009年11月1日のバーミンガム戦にて，マンチェスター・シティの正GKギブンは非常に優れた活躍を見せた。彼はこれまでにも何回もシティの危険な場面を救っている。

一方，マンチェスター・ユナイテッドのフォスターは，ファン・デル・サール復帰後（2009年10月17日〜）はベンチ外に移ることが多くなった。現在，クスチャクに次いで第3GKの座に甘んじている。

2009年末にマンチェスター・ユナイテッドのGKファン・デル・サールが妻の病気で再びチームを離脱した時，代替のGKはフォスターではなくクスチャクに固定されていた。フォスターはこの時移籍の事を考えていたらしい。

2010年1月24日に行われたFAカップ第四回戦，ストークシティ対アーセナルではストークの24番デラップのロングスローが活躍し，ストークが勝った。なお，ストークのホームで試合が行われた為，ロングスローの際にはボールボーイからタオルを渡されてボールを綿密に磨くデラップの姿が何回かあった。

2009-2010シーズン，プレミアリーグで昇格組のバーミンガムシティはなかなかの健闘ぶりを見せている。その大きな理由の一つにマンチェスター・シティからレンタル移籍しているGKジョー・ハートの存在がある。彼の活躍ぶりに，イングランド監督カペッロは代表召集も考えているという。

2010年2月17日，チャンピオンズリーグ決勝一回戦の1stlegのFAポルト対アーセナル戦にて，アーセナルGKのファビアンスキは前半11分に相手の右クロスをゴール内にはじいて先制点を許したり，アーセナルDFキャンベルのバックパスを手で触り間接FKを献上してしまった（なお，このFKはアーセナル守備陣が整う前に行われ，簡単にゴールしてしまった）。結果は2-1でFCポルトの勝ちだった。

バーンリーFCで正GKなみの出場をしているイェンセンの背番号は，マンチェスター・ユナイテッドで第3GKの扱いを受けているフォスターと同じ12番である。

2010年4月23日の「Dairy Mail」では，プレミアリーグでの「今シーズンの期待外れ TOP50」が発表された。その中で，プレミアリーグのGKではファビアンスキとイラーリオがランキングされた。

参考文献：Mail Online

2009-2010シーズン，マンチェスター・シティ所属でバーミンガム・シティにレンタル移籍していたジョー・ハートは，そのシーズンの安定した活躍を認められ，若年にもかかわらず2010年W杯の代表に選出された。ちなみにGKは他にジェイムズ，グリーンが選出されている。

2009-2010シーズン終了後，フォスターはマンチェスター・ユナイテッドからバーミンガム・シティへと完全移籍が決定した。前シーズンのGKジョー・ハートはレンタル期間が過ぎた為，マンチェスター・シティへと戻る事になった。続編は「Club No.1」にて。