11: ガナーズのGKたち@

昨シーズン(2009-2010シーズン)までアーセナルの正GKを務めてきたアルムニアは,2010-2011シーズンでは出場機会が激減し,2011年4月2日のウエストブロム戦で久々にスタメン復帰したものの,アーセナルが急遽復帰要請したイェンス・レーマンがメンバーに加わったことにより再び微妙な立場となった。



12: ガナーズのGKたちA

2011年4月10日に行われたブラックプール対アーセナル戦で,試合前にアルムニアが怪我をしてしまったことによりレーマンがGKを務める事になった。この試合自体は1-3でアーセナルが勝利。

レーマン(当時シュツットガルト所属)は,2009年12月11日に欧州CL1次リーグのウニレア・ウルジチェニ戦にて突如ゴール裏に飛び出し,広告看板の陰で戦況を見つめながら放尿。相手にボールを奪われると慌ててピッチに戻った。審判の許可なくピッチ外に出れば警告だが,早業?により気付かれなかった。ドイツ協会副会長のベッケンバウアー氏は事が済んだ後のレーマンについて「すっきりしたように見えた」とコメントした。

*関連動画*



13: Ben's bad weekend

2011年4月23日に行われたリヴァプール対バーミンガム・シティ戦では,GKベン・フォスターはファンブルミスをしてしまい,そこからマキシ・ロドリゲスにゴールを奪われる。次の2失点の場面では味方と衝突し身動きできない状態になり負傷,それがもとで交代となる。勿論この試合のワースト選手に選ばれてしまった(goal.comより)…。ちなみにこの試合はバーミンガムが0-5で惨敗した。



14: ゴメストンネル

2011年5月7日のトッテナム対ブラックプール戦,先発出場したGKゴメスは,前節のチェルシー戦での低パフォーマンス(ランパードのミドルシュートをつかみそこねて,同点弾を献上するミス)をレドナップ監督に擁護されていたが,この試合でもキャッチミスして股下をボール通過させるミスを起こした。



15: お前もか,トマシュ!

2011年5月12日,フォスターは度重なるケガのため,イングランド代表でのプレーを当面控える意向であることが分かった。これからはクラブに専念するという。 同年5月14日に,ブラックバーン対マンチェスター・ユナイテッドのリーグ戦が行われたが,この時久々に出場したユナイテッドの第2GKのクスチャクは集中力を欠いたプレーを連発し(ゴールキックを迷い相手選手との衝突を招くなど),得点を許してしまい,ワースト選手に選ばれてしまった(試合自体は1-1の引き分け)。



16: グリーンの誘い

2010-2011のプレミアリーグは,いつもに増して残留争いが熾烈であった。ウエストハム・ユナイテッド(グリーン所属)は第37節の2011年3月15日にウィガンに2-3で敗退し,後1節を残してプレミアリーグ降格が決まった。最終節の第38節ではどこの2つのクラブが降格するかは決定しておらず,降格候補としてブラックプール,バーミンガム・シティ(フォスター所属),ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ,ウィガン・アスレチック,ブラックバーン(ロビンソン所属)が熾烈な争いを繰り広げた。



17: そして降格へ…

2010-2011のプレミアリーグの最終戦の降格争いにて,フォスター属するバーミンガム・シティはトッテナム・ホットスパー戦で2-1で敗れ,プレミアリーグ降格が決まってしまった。

また,フォスターはその活躍(?)から,バーミンガム・シティのプレイヤー・オブ・ザ・シーズンに選出された。確かにミスもあったが,彼は当たっている試合は当たっていたので…。


2011-2012

18: プレミアへの蜘蛛の糸

2010-2011シーズン終了後,アストン・ヴィラは降格したバーミンガム・シティからマクリーシュ監督を引き抜いた。ヴィラは前年まで正GKを務めたフリーデルをスパーズに放出しており,正GK不在の状況であった。バーミンガムから続いてフォスターの獲得が噂されたが,結局マンチェスター・シティからハートの控えに甘んじていた優秀なGKシェイ・ギヴンを獲得した。



19: 個人プレミア残留

2010-2011シーズン終了後,ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンはシーズン中正GKを務めていたスコット・カーソン(背番号1)をトルコのブルサスポルに放出し,正GKを探していた。日本の川島永嗣獲得も噂されたが,なんと降格したバーミンガムからベン・フォスターを獲得し,彼を背番号1とした。



20: 嫉妬心

マンチェスター・ユナイテッドは2010-2011シーズン正GKを務めていたファン・デル・サールが引退していた為,次シーズンの守護神を探していた。ノイアー,スケテレンブルグ等が噂されたが,結局アトレティコ・マドリーより弱冠20歳と若い守護神デ・ヘアを獲得した。

今回若い守護神を獲得した理由は,チェルシーのチェフの成功例があるかららしい。ファーガソンは昔,フランスのスタッド・レンヌに在籍していたチェフを獲得しようと考えた事があるが,彼が若すぎる理由から断念。しかしチェルシー移籍後の彼の活躍を見て「年齢は関係ない」と思ったようだ。デ・ヘアの挑戦が幕を開けようとしていた。

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