第11区間(第11節)

プレミアリーグ第11節,ブラックバーン対チェルシー戦前半26分にて,ブラックバーンの監督スティーブ・キーンを退任させたいブラックバーンのサポーターが飛行機に垂れ幕「Stive Kean Out」を付けてスタジアム上空を飛びまわった。(それ以前にも,クラブの成績が振わない為にキーン監督に怒りの矛先を向けて「Kean Out」という垂れ幕をスタジアムで掲げるサポーターが多かったが,クラブがそれを禁止した為今回のような行動に出たと思われる。)



第12区間(第12節)

プレミアリーグ第12節,チェルシー対リヴァプール戦が行われたが結果は1-2でチェルシーの負けとなり,これでリヴァプールがチェルシーに勝ち点で並んだ。

スアレスは,第8節のユナイテッド戦でエヴラに人種差別発言をしたとしてFAに6試合の出場停止を求められている。また,テリーは第9節のQPR戦でアントン・ファーディナンドに人種差別発言の疑いで警察に調査されている。



第13区間(第13節)

アーセナルは2011年11月23日のCLドルトムント戦で勝利し,CLのグループリーグ突破を決めた。しかしながら11/26のリーグのフラム戦ではGKシューウォーツアーの好守備により1-1の結果で足止めを喰らったのであった。



第14区間(第14節)

プレミアリーグ第14節,12/3のニューカッスル対チェルシー戦,途中出場したカル―等ゴールを決めて0-3でチェルシーが快勝した。

カル―は途中出場で結果を出す確率がチームで最も高い選手で,ついにこの試合でチェルシーでの途中出場100試合目を超えた。ちなみに,彼には2人の兄弟・8人の姉妹と多くの家族が居るらしい(むこうでは珍しくないのかもしれないが…)。



第15区間(第15節)

プレミアリーグ第15節,12/12のチェルシー対マンチェスター・シティ戦はチェルシーが2-1で勝利し,シティのリーグ当初からの無敗記録をストップ。

また,シティはCLグループリーグの最終戦,バイエルンに勝利するも,一方ナポリがビジャレアルに勝利したことでナポリの勝ち点が上回り,グループリーグ3位のままでCL敗退することになった。



閑話休題A

2011年12月13日,デンマークの「エクストラ・ブラーゼズ」によると,サンダーランドFWニクラス・ベントナーがデンマークのコペンハーゲンのピザ専門店でピザを購入したが,クレジットカードで代金を支払おうとしたところ,このカードが使用できず,さらに現金も持ち合わせていなかったため,代金を支払うことができなかったそうだ。そこでベントナーは無料でピザの提供を求め,同店のスタッフに「オレが誰だか知らないのか?店ごと買うことだってできるんだぞ」と言ったとのこと。

同店のスタッフの証言では,「彼には『どこの誰かは関係ない。お金を払うことができないなら,ピザは出せません』と,伝えました。」とのこと。また目撃者の一人は,「彼はとにかく無礼だった。我が物顔で振る舞い,彼の振る舞いを見たすべての人が互いを見て,頭を横に振っていた」と述べている。最終的に2人の少女がピザの代金120クローネ(約1700円)を支払い,ベントナーはタクシーで店を後にしたという。彼はピザ屋との1対1にも負けてしまったのだった。

ちなみに,2010年のW杯で日本とデンマークが対戦したが,彼は活躍できぬままデンマークは敗北した。



第16区間(第16節)

サンダーランドに所属するデンマーク代表FWニクラス・ベントナーとイングランド人MFリー・キャタモールは,2011年12月6日にニューカッスルにある駐車場で車数台を破損させた疑いから,12月15日に逮捕された。また,12月18日のプレミアリーグ第16節,トッテナム対サンダーランドにて,その影響からか彼は先発メンバーからは落ちたとみられている(試合には後半0分に出場。ちなみに試合は1-0でトッテナムの勝ち)。



第17区間(第17節)

このシーズン,リヴァプールからリール(フランス)へレンタル移籍したジョー・コールは,プレミアにはないウィンター・ブレイクに感激して「15歳のときから,僕にはクリスマス休暇がなかった。だから本当にうれしいね。家族との時間を過ごすことができる。クリスマスに家に帰って,家族を見ながらパスタやチキンを食べられるなんて素晴らしいよ」とコメントした。年末年始休暇が無いのはイングランド・プレミアリーグの特徴である。



第18区間(第18節)

ボクシング・デーとはイギリスなどのキリスト教に由来した休日。クリスマスの翌日で,元々は教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる(スポーツのボクシングの意味ではない)。

プレミアリーグの第18節はこのボクシング・デーに開催され,トッテナム・ホットスパーは勝利し貴重な3ポイントを得たが,アーセナル・チェルシー・リヴァプールがそれぞれ揃って1-1の引き分けとなり足止めを喰らった。



第19区間(第19節)

2011-2012シーズンのプレミアリーグの前半戦最後となる第19節は12/31〜1/1に行われたが,息をつく間もなく折り返しの後半戦が1/2から始まった。前半戦はマンチェスター・シティがユナイテッドの追走を振り切り1位でフィニッシュ。しかし,彼らは1/1のサンダーランド戦(A)後,1/3のリヴァプール戦(H)を戦うなど過酷なスケジュールであった。

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